不満！最近のコラム

「これは、先の長い、きたねぇ仕事だ。
向うがワルなら、俺たちはその上を行くワルにならなきゃいけねぇ。
俺たちゃワルよ、ワルで無頼よ、なぁ、鉄。」
「磔にされてもしょうがねぇくらいだ。」
「だが、こう悪い奴等をお上が目こぼしするとなりゃ、そいつら俺たちがやらなきゃならねぇ。」
「ま、つまり俺たちみてぇなろくでなしで無きゃできねぇ仕事なんだ。」



４月２９日のＣＳで放送していた
必殺仕置人 第一回「いのちを売ってさらし首」の中村主水のセリフ。


最近の政治状況を嘆くコラムなどで、
先日他界した藤田まことに天国から戻ってきてもらって
剣を振るって欲しい、といった感じのものがあり、
仕置人が正義の味方であるかのように読めて、
少しカチンときて書いてみた。


必殺シリーズに出てくる闇の殺し屋は、どう取り繕っても人殺し。
劇中、
「俺たちは地獄行き」
という台詞もよく出てきて、
それは本人たちも承知の上だ。
そのあたりを勘違いしていないだろうか？









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タグ：必殺 念仏の鉄 中村主水